人類が犯した最大の間違い

こんにちは。

夜中に雨が降って、

日の出とともに晴れるのはすがすがしいものですね。

 

今日は、サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ

から、「食」の歴史にフォーカスしていきたいと思います。

 

 

人類は、誕生から今までほとんどの時間

狩猟採集民でした。

 

人類は250万年間、狩猟採集を行ってきました。

農耕が始まったのがほんの1万年前。

都市で働くようになったのが200年前。

 

一か所に定住し、

種をまき、植物を育て、それを食べているのは

当たり前だと思っていますが、

たった1万年前に生まれた習慣にすぎません。

 

農業革命は、安定して暮らせる新しい時代の

到来を告げるもの

、、、ではありませんでした。

 

狩猟採集時代、労働時間は1日約3~6時間

狩りは3日に1日でした。

たいていの場所で、狩猟採集で手に入る食物から

理想的な栄養が得られました。

 

当時、1週間に150種類ほどの食品を定期的に

摂取していたと言われています。

 

化石化した骨格を調べると、

古代の狩猟採集民は、農耕民よりも、

飢えたり栄養失調になったりすることが

少なく、一般に背が高くて健康だった

ことが分かっています。

 

一方農耕が始まってからは、

農民は朝から晩まで汗水垂らして働き続け、

せっせと植物の世話をし、

 

カロリー摂取は小麦、じゃがいも、稲といった

単一の作物に大きく依存するようになりました。

 

 

狩猟採集時代の健康の基礎である

「食物の多様性」が失われ、

非常に限られたバランスの悪い食事を

するようになったのです。

 

古代採集民は、小さな集団で動き回って

いたので、感染症が蔓延することはありませんでしたが、

 

農耕が始まってからの

人口が密集した不潔な定住地は

病気が蔓延する温床となり、

子供の死亡率が急増しました。

 

天然痘や麻疹、結核など、

農耕社会や工業社会を苦しめてきた感染症は

家畜に由来のもの、つまり農耕が始まってから

のものです。

 

ほとんどの農耕社会では、少なくとも

3人に1人の子供が20歳になる前に

死亡しました。

 

 

もっと豊かに生活を楽にするためだった

はずなのに、

皮肉にも狩猟採集から農耕社会への転換は、

人類の負担を増やすばかりでした。

 

つまり、農業革命は、

人類にとって致命的な計算間違いだったと

いうわけです。

 

この続きは、また次回。

 

参考文献:サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ

 

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