こんにちは!
「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。
西洋医学と東洋医学の違いはご存知ですか?
西洋医学も、東洋医学も、
西洋と東洋の基本的な考え方の違いに
端を発しています。
日本はというと、今の日本の主流は西洋医学です。
でももともと日本は東洋医学を中心に
発展してきたのです。
日本の東洋医学は、
紀元2世紀ごろに体系化した中国伝統医学が、
7世紀に遣隋使や遣唐使を通じて伝来したことから
始まったといわれています。
16世紀には、漢方医学が誕生し、
その後江戸時代の鎖国政策により
日本独特の医療体系(日本漢方)に発達していきました。
薬といえば、「富山の置き薬」が有名です。
ところが、明治時代、
政府が積極的に西洋医学を普及させたため、
以降東洋医学にかかる医師は急減しました。
日本では東洋医学(伝統医学)の医師資格は存在しません。
西洋医学と東洋医学の違いは、
西洋と東洋の考え方の違いに基づきます。
西洋 | 東洋 |
一神教 | 多神教 |
分離・秩序・法則 | 融合・協調・複雑 |
ヒエラルキー | 集団・横並び |
自分の外に健康を求める | 健康の神は我が内にあり |
西洋では、キリスト教やイスラム教など、
唯一絶対神への信仰ですが、
東洋医学では、八百万の神というように、
木々の1本1本、動物や自然すべてに
神が宿ると考えられてきました。
医療においては、
西洋医学では、
ガン化した細胞や、変異した箇所を切除することで
治療を行います。
細菌との付き合い方としては、
「anti biotics(バイオティクス)」
細菌=「敵」
という概念です。
抗生物質は西洋から生まれたものですね。
一方、東洋医学は、
病気になった際に、自己免疫力を高めたり
自然の浄化作用を使用することで、
病気を治そうとします。
東洋医学の細菌に対する考え方といえば、
「sym biotics(シンバイオティクス)」
symは、「共に、一緒に」という意味で、
細菌=共に生きるもの
というように考えているのです。
このように、東洋と西洋では基本概念が全く異なり、
今世界は西洋思想のほうに大きく傾いています。
男と女がいないと成り立たないように、
2つのバランスを取ることは不可欠です。
病気になった時に、
西洋医学だけではなく、東洋医学や自然療法、
波動医学など
さまざまな治療法を選べる世の中にしていきたいですね。
今日も、お読みいただきありがとうございました。