チベット医学に学ぶ健康

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

世界各地には、伝統医療と呼ばれる

独自に発達してきた医療体系があります。

 

チベット医学もそのひとつ。

チベット医学はインドの伝統医療である

アーユルヴェーダを土台とし、発展してきました。

 

チベット医学では、

人間の体は、

サボン(種)

五大元素(地、水、火、風、空)

魂(ワンポ・ナムシェ)

集まって構成されているといいます。

 

薬は、薬草など天然、自然のもので作られ、

 

 

飲む時間帯

季節

患者の年齢

 

を考慮します。

 

10代の女性と50代男性では、

同じ症状であっても、出される薬の種類や量が

違うわけです。

 

また、朝飲む薬と夜飲む薬が違ったり、

月15日に飲むと一番効果がある、

といったことも言われます。

 

というのも、

チベット医療では、

占星術が用いられており、

天体の動きと人の体の動きの

関連性があるものだと考えているからなんですね。

 

最も特筆すべきは、

「精神性」を治療に取り込んでいることでしょう。

 

チベット医療では、

病気の原因は、

ルン、ティーパ、ペーケンの3つのエネルギーの乱れだとしており、

ルンは風、ティーパは火、ペーケンは地と水

に対応しています。

(アーユルヴェーダと非常によく似ています)

 

そしてそれに対応する感情が強くなることが

病気の原因だとも言われています。

 

ですので、

薬には真言(お祈りのようなもの)を聞かせたり、

治療の一環で、五体投地といって、

五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して、仏や高僧などを礼拝すること

を行います。

 

医者になるのにも、必ずこの五体投地をし、

邪念を取り除かなければいけないそうです。

 

 

そして、死ぬ前には、

瞑想などの修行をして、

客観的な無我を認識する修行をするそうです。

 

 

西洋医学で、

「心」と「身体」を完全に切り離しているのとは

対照的です。

 

チベット医療から学べることは、

生き方の本質とも呼べるものかもしれませんね。

 

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