多様性の消失がもたらすもの

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

私たちの健康を支配してきたのは、

マクロの単位では医療・製薬業界を含めた市場経済です。

 

市場経済がもつ大きな欠陥のひとつは、

破綻するまで目先の利益を追い求めるという、

短期的な視野です。

 

たとえば、遺伝子組み換え作物の普及による

動植物の遺伝子の多様性が損なわれたことで、

現在、収穫量の減少や、

より強力な薬剤耐性菌の出現、

環境汚染や、

健康被害などの甚大な問題に直面しています。

 

そして何より、多様性の消失は、

気候や産業のもたらす環境の変化には耐えられないでしょう。

 

20世紀を牽引した、石油化学・製薬向上がもたらした

大気汚染、水質・土壌汚染による環境コストも、

今や各国の政府が手を付けられないほど甚大なレベルに

なっています。

 

 

私が農家さんから聞いたお話をお伝えします。

 

今、日本のある都道府県の農協(JA)から、

知り合いの農家さんのところに、

「ある植物の種を持ってきてくれ」

と連絡が入ったそうです。

 

今年の夏の猛暑と、強烈な日差しで、

野菜や果物の収量がどんどん落ちているそう。

 

農薬や化学肥料を使用し続けると、

土の中の微生物の数が減り、

 

多様性が失われていきます。

 

土壌は生命を育むものですから、

そこで育つ植物の生命力も失われていきます。

 

無農薬、無化学肥料で育った野菜はどうでしょう。

 

異様な暑さでも、強烈な日差しでも、

ちゃんと根を張り、身を実らせます。

 

環境の変化に対応していけるのです。

 

 

 

実際、この暑さでも、

葉物は萎れることもなく、

生き生きとしていました。

 

生命とは偉大なものですね。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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