心と体の繋がり~西洋医学が忘れていたもの~

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

科学技術が発達し、神経細胞やニューロンペプチドなど多くの発見がされました。

ピアノをイメージしてみましょう。

ピアノを分解してみたところで、音楽の美しさは分かりません。

モーツアルトやベートーベンといった作曲家の頭脳や意識は、ピアノの中にはありません。

美しい音楽の背後には、意思を持った音楽家がいることは間違いないのです。

 

現代医学は、人間の体を細胞レベル、DNAレベルにまで分解しましたが、

いくらDNAを調べても、それを構成し私たちの体に至らしめている

「音楽家」にはたどり着きませんでした。

 

現代科学は、認識の対象、つまり物質的なものに対する知識を広げたのですが、

認識の主体である「自己」に対する研究はなおざりにしてきました。

 

体は、毎分、毎秒生まれ変わっています。

体内の98%の原子は、1年前にはそこに存在していませんでした。

しっかりして見える骨格も、3か月前にはそこに存在しませんでした。

骨細胞の形状はそのままなのですが、あらゆる原子が細胞壁を通過して自由に行き来し、

そのために3か月ごとに新しい骨格が出来上がるのです。

 

皮膚も毎月再生します。

胃の内壁は4日ごとに、食物と直に触れる表面細胞は5分毎に新しくなっています。

細胞が一度死ぬと再生されないという脳の中においてさえ、

中に含まれている炭素、窒素、酸素などは1年前のものとは完全に異なっています。

変化の速度は様々ですが、入れ替わりは常に起こっています。

 

こうした入れ替えを指揮しているものがピアノの演奏の例における、

「意思を持った音楽家」であり、「自己」、つまり精神のことです。

 

瞑想やヨガ、

ストレス軽減、

怒りのマネジメント、

そして生活習慣のポジティブな変化には、

一つの共通項があります。

 

それは

「よりよいメッセージが、心から体へと伝えられる」

ということです。

 

1989年、統合医療という新しい分野が誕生しました。

統合医療とは、西洋医学と東洋医学を融合させた医療のことです。

真の健康とは、体と心の無限のフィードバックループを上手く機能させることで

初めて生まれます。

 

21世紀は、物より心や精神が、

分析よりも統合が重視されるようになる

ことは間違いないでしょう。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!