厚生労働省も警告・ダイエット食品の罠

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

今あらゆるダイエット商品が溢れていますね。

同じ食べ物なら少しでもカロリーの低いものを選びたい、

そういって低カロリー食品を

選ぶ方は少なくありません。

 

今日はダイエット食品についてのお話です。

 

ダイエット食品は、

大抵、人工的に処理されています。

例えば、特定の成分を凝縮したり、

自然界では、あり得ない量や組み合わせの成分が

含まれている。

 

過度に人工的に処理された食品は、

リスクも潜んでいると思った方がいいです。

 

何も知らずにダイエット食品を摂り続けていると、

思わぬ症状に苦しめられることになります。

 

 

例えば「難消化性デキストリン」。

難消化性デキストリンは、トウモロコシの

デンプンから作られたもので、

食物繊維が凝縮されたものです。

 

この成分を摂ると、食後の血糖値上昇が抑えられ、

動脈硬化の予防にも効果的だとされています。

 

しかし、難消化性デキストリンは、

長期服用の安全性が認められていません。

過度な摂取で、下痢や便秘が起きる事例も報告されています。

 

下痢が起きると、人にとって必要な栄養素が腸で吸収

されず、一緒に体外に出てしまい、

せっかく摂った栄養が台無しになっていまいます。

 

愛知県の薬剤医師会によると、

糖尿病の薬を飲んでいる人が難消化性デキストリンを

摂取すると、

腸内環境が悪化を招き、腸内で糖質が発酵し、

お腹の張りに苦しめられることがあるそうです。

 

 

難消化性デキストリンは、

以下のような食品に含まれています。

 

商品名 メーカー
クリーム玄米ブラン アサヒグループ食品
チョコレート リベラ 江崎グリコ
フィットチーネグミ ブルボン
コカ・コーラプラス コカ・コーラ
ウィルキンソン・タンサンエクストラ アサヒ飲料
十六茶W アサヒ飲料
ローカーボNOODLESシリーズ 明星食品

 

 

1月20日に厚生労働省が、

過度なダイエット効果を宣伝した食品やサプリメントに対し、

「危険食品」を発表しました。

 

健康食品の中には、人体に有害な作用を生じさせる

成分を含有しているものがあり、

今回は、以下の4成分を指定しました。

 

コレウス・フォースコリー

プエラリア・ミリフィッカ

プラックコフォシュ

ドオウレン

 

これらの成分のサプリを摂ったことで、

消化器系に負担がかかり、

激しい下痢や嘔吐を訴える事例が

相次いでいます。

 

 

「これさえ食べれば瘦せる」

そんなうまい話はありません。

「夢の食品」は存在しないのです。

 

 

人は自然そのものです。

自然とは、多様性です。

様々な物質、生物が絶妙なバランスを保ち、

成り立っています。

 

人間が作り出したたった数種類の成分で

健康になれるはずがありません。

 

「自然のものを、自然に食べる」

ことを大切にしましょう。

 

母なる大地は、私たちにありあまるほど

充分な恵みを提供してくれているのですから。

 

 

今日も、お読みいただきありがとうございました。

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