こんにちは!
「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。
私たちが今見ている世界は、絶対ではありません。
私たちの見方は、ニュートン・デカルト的な物質空間に
固定されてしまっています。
つまり、誰にでも共通の絶対世界が1つある、という
考え方です。
一方、 情報空間という概念があります。
これは、私たちの脳や心に存在する、
様々な概念が作っている空間です。
それを認識する人の数だけ、
無数の現実世界があります。
これはアインシュタインをはじめ
量子力学の世界が解き明かしていることであり、
東洋思想の「唯識」(ゆいしき)に
近づいてきています。
唯識とは、「認識のみ」という意味ですが、
私たちが見ている世界は、すべて認識の中にある。
つまり認識外のものは存在しない、
という考え方です。
例えば、真空を観察した瞬間、素粒子が生まれることが
確認されています。
認識することが、宇宙さえ作りだすのです。
つまり、私たちがたったひとつの現実世界である、
と思い込んでいるものは、書き換え可能なのです。
自分が認識をつくりだす例として、
「身近な人に自分自身を投影してしまう」
という現象が挙げられます。
両親や周囲の人の気に入らないところは、
すべて自分の気に入らないところなのです。
つまり両親を嫌うことで、
自分も嫌っている、
自分が愛せないのだから、
他人も愛せない。
愛せない自分がやることだから、
自信がない、
確信が持てない、
自分がこんなこと言っていいのかしら、と思う。
それが分かると、
ムカつく人も、嫌な人も、
自分が作り出したものだったと
気付くことができます。
私たちが見ている世界は、脳の中です。
まずは自分がどういうクセで
世界を見ているのか、
見つけ出してみましょう。
そこに必ずヒントがあるはずです。
今日も、お読みいただき、ありがとうございました。