消費=投票でみるオーガニック市場

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

オーガニックって食品以外にも使われていますね。

例えばコスメ。

 

また「オーガニックな暮らし」なども使われますね。

 

食品においてはオーガニックといえる基準があります。

 

平成11年に改正されたJAS法(日本農林規格等に関する法律)に基づき、

有機農産物と有機農産物加工食品のJAS規格が定められています。

 

そこで示されたルールを守って生産され、

有機JASマークが付いた食品だけが、

「有機」「オーガニック」と表示できるようになりました。

 

 

国産品も輸入品も、すべてが対象です。

輸入食品も有機JASマークなしで

「有機」や「オーガニック」の表示、

または紛らわしい表示(organicなど)をすることはできません。

 

農林水産大臣の登録を受けた機関から認証を受けた登録認証機関により、

有機JAS規格に基づいて生産・製造された有機食品に付けられます。

 

昨今の健康志向の高まりから、

また増加傾向にある癌や成人病の対策から、

今このオーガニックマーケットが拡大しています。

 

ここ12年で大手スーパーも売り場を拡大、

またオーガニック食品を専門に扱うお店もできてきています。

 

しかし欧米と対比するとまだまだ1桁違います。

 

【オーガニックマーケットの市場規模】

アメリカ  日本の10倍以上

ドイツ   日本の5倍以上 *ドイツの人口は日本の2/3です。

(2017年の比較)

 

日本では生産量も加工量もまだまだ少なく品数も不足しています。

これでは、健康意識の高い消費者が安心して食べる事ができません。

 

また、食事に気を付けている海外からの旅行者が安心して食べられません。

 

 

都内でビーガンやオーガニックのレストランに行くと、

外国人の多さに驚きますが、

そういった人はわざわざ探して

 

安心して食べられるとことに、

足を運んでいるのですね。

 

化学肥料が使用されておらず、

化学合成農薬もほとんど使用されていないオーガニック食材の量も、

質も、種類も、もっともっと増加してほしいものです。

 

私たちがオーガニック食材や食品を

さらに積極的に購入すれば、

生産者も増え、種類や生産量も増加します。

その結果コストも下がります。

 

消費は投票行為です。

 

私たちが何を買うかという

一つ一つの選択の蓄積が、

企業にとっての売上データになります。

 

選挙でいえば、票数です。

そのデータに基づき、

企業は来期の製造計画を立てます。

 

たくさん売れれば、もっとたくさん生産

しようと思いますし、

 

ほとんど売れなければ、

それがいくら品質の高い商品だとしても、

製造を中止するでしょう。

 

私たち消費者は、

自分の「お金を払う」といった

行為を通じてしか、

意思表示ができないのです。

 

「もっとこういう商品が広がればいいのに」

 

そう思うならば、

買うことです。

 

私たちの消費がオーガニックマーケットを大きく育てるのです。

 

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。

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