こんにちは!
「あなたの毎日が輝く食事」のミチコです。
除草剤に使用されている「グリホサート」をご存知ですか?
お米と大豆、
日本の食卓に乗る食事には欠かせませんね。
もちろんお米は主にご飯として。
大豆は、お豆腐や納豆等食材として、
お味噌やお醤油の調味料の原料として使われていますね。
私たちはほぼ毎日食べていてソウルフードといえる大豆ですが、
日本の自給率は7%です。
輸入先はアメリカ合衆国からが7割。
その他ブラジル、カナダ、中国などです。
ところでアメリカでは遺伝子組み換え大豆が栽培されています。
この遺伝子組み換えはどのような機能があるのでしょうか?
雑草を枯らすために除草剤をまくと、
大豆まで枯てしまいます。
そのため除草剤をまいても枯れない大豆は、
遺伝子組み換えで作られています。
テクノロジーはすごい。
でも待ってください。
雑草のような強い生命が枯れてしまうような
除草剤がかけられた食材って大丈夫?
「ラウンドアップ」この除草剤の名前です。
その主成分は「グリホサート」。
発がん性があることが発表されています。
この除草剤「ラウンドアップ」のメーカーは
癌と診断された個人から
「発がん性を隠蔽し販売していた」
として訴訟を起こされました。
本来、巨大企業に対し個人の訴訟は
絶対に不利といわれる中にもかかわらず、
原告が勝利しました。
モンサントにラウンドアップで癌になったとして、
米国では3件目の判決、癌患者夫婦に
2200億円の賠償を命じる判決がでました。
このニュースは世界中を驚かせました。
まだ同様の裁判が1万1000件申し立てされて現在審議中ですが、
これからも続々と判決がだされそうです。
お隣の韓国でも衝撃的なニュースとしてトップで扱われましたが、
なぜか日本では新聞やテレビの大マスコミで1回報じられただけです。
それどころか、「グリホサート」に発がん性の疑いが強まり、
使用禁止や規制強化に踏み切る動きが欧米やアジアで広がる中、
日本は逆に規制を緩和しています。
日本では世界の流れと逆行するように2019年12月の交付により、
一部の農産物のグリホサート残留基準値が引き上げられました。
農産物名 | 旧基準値→新基準値 | 主な輸入先 |
小麦 | 5.0ppm → 30ppm(60倍) | アメリカ(50%以上) |
とうもろこし | 1.0ppm → 5ppm(5倍) | アメリカ(75%) |
ソバ | 0.2ppm → 30ppm(150倍) | 中国 |
小麦。
近年パンやパスタの消費量が増加していますね。
私たちの身体には問題がないのでしょうか。
こんな調査がされました。
国会議員23名を含む28名の毛髪を検査したところ、
19人からグリホサートが検出されました。
この中には元農林水産大臣で退官後も食料の安全を守る活動を
している山田正彦氏も含まれており、
山田氏からも検出されたそうです。
このような確率で検出されるのであれば
私たちの身体にもグリホサートが
入ってくる危険性が高いと思われます。
今、日本では一生のうちに2人に1人が癌の診断を受けます。
そしてさらに増え続けています。
私たち日本人は自分で自分の身体を守らなくてはならない。
そんな自覚が必要ですね。
そしてそのためにも食料、食事や食材の選択につい
て真剣にならなくてはなりません。
本日も、お読みいただきありがとうございました。