医療パラダイムの限界

こんにちは、みちこです。

私は18年間自らの原因不明の不調に悩み

最近ではカウンセリングなどを通じて

多くの方を拝見させていただきました。

 

その中でひとつ気づいたことがあります。

それは「現代の病気に関する考え方は役に立たない」

場合があるというものです。

 

近代医学のパラダイム

病気は病原菌や腫瘍などの外からの

侵入者によって引き起こされるのだから

それを除く必要があると考えます。

 

病気を治すためには

「薬を飲むか」「手術を受けるか」です。

痛みを取るのに薬を服用したり

病気を治すのに病原菌を殺すという考え方は

世界がばらばらの部分から構成されている

という前提に基づいています。

 

医者にある場所を治してもらったら

別の場所がおかしくなる

治療の副作用が別の病気を引き起こす

 

それでもその病気は別の原因から来たものだと考えます。

 

単一的なパラダイムがもたらす弊害

西洋医学で治療できない病気について

「治らない」「助からない」という診断を下すと

患者は「自分は助からない」と信じ込みます。

 

ガンを宣告された患者が末期宣告を受けた時でも

「この医療体系では治療方法がない」という意味

であり、患者についての真実ではありません。

 

この医療体系はある意味でこういっています。

「私たちの言うことを信じろ。

私たちが示す真実を受け入れろ。

この症状はこういった病気であり

それが間違いのない唯一の真実だ」

 

 

体はパーツに分けられるのか

こうして人間をひとつの統合された生命としてではなく

個別の部品の集合として考えることで

混乱を引き起こし、苦痛が生み出されます。

 

人は機械工が車のパーツを分解して修理するように

医者が体の部品を修理できると考え

 

病気を自分という全体的な文脈から

切り離してしまうのです。

薬や手術で確かに肉体的な症状は取り除かれるかも

しれません。

 

しかし、自分の心の奥深くにある内的な原因は

解決されないままです。

 

長期的に見れば、肉体症状の診断と治療というシステムは

自分や自分の深い真実から切り離し

本当の問題を置き去りにしたままにします。

 

病気はあなたの一部

まずは辛い肉体的症状を取り除くためにあらゆることを

するべきでしょう。

感染や炎症があれば、それに取り組むことが最優先です。

食生活を変え、体の生理機能を正常化します。

薬も時と場合によっては非常に大きな力になってくれます。

 

しかし、そこでやめてしまうことは

「病気になった本当の原因」を知らずに終えてしまうことであり

やがて条件が整えば病気は再発します。

 

何よりも、病気を真の自分という大きなパズルの断片とみて

自分の理解と成長のために使用しないことは

長い目で見れば大きな損失です。

 

問題の原因に焦点を当てるのではなく

症状だけ取り去ろうとするのは危険なことであり

今後は「自分」という全体から個々の症状をみていく

必要に迫られるでしょう。

 

西洋医療のパラダイムでは解決できなければ

もっと有用なパラダイムがあるというだけです。

 

どんなパラダイムにも限界はあります。

 

重要なのは

「自分にとって有用なパラダイムは何か」

「自分が勇気づけられて希望が湧いてくる

パラダイムは何か」

ということです。

 

自分の運命を医者の手にゆだねてはいけません。

あなたは自分の人生の創造者なのですから。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

それではまたお会いしましょう!

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