甘い誘惑

こんにちは!

「あなたの毎日が、輝く食事」のミチコです。

 

最近は食品を購入する際に、

パッケージの裏側の成分表をチェックする人が多いですね。

 

気がついていますか?

成分中、砂糖が使用されている製品の多いこと。

 

それも砂糖が成分表示の初めに書かれていて、

使用量が多いことがわかります。

ですからスーパーやコンビニで販売している食品は、

何を食べても甘さを感じます。

 

「ここまで甘くしなくても」と思いますが、

 

砂糖を入れると

粘りが出て食感が良くなる。

腐りにくくなる。

食品業界にはこんなメリットがあります。

もちろん甘さを求める人も多く、売れ行きも良くなるのでしょう。

 

でも甘いものの摂りすぎはとても危険です。

砂糖など糖分の摂りすぎが原因で血糖値が高い人が多くなっています。

普段は血糖値が正常でも、食後に急激に高くなる人のような

糖尿病予備軍まで入れると成人の5人に1と言われています。

 

糖分の取り過ぎは、ダイエットの敵でありますが、

もっと重大な問題があります。

 

それは私達の身体が、現代のような大量の砂糖や糖分に対応できていないことです。

人類は最近までこんなに多くの糖分を摂ることはできませんでした。

 

想像してください。

私たちの先祖は1万年ほど前までは、木の実や植物の根、

そして狩猟で必要な栄養を摂っていました。

 

今の時代のようにこんなに甘いものはありません。

ですから身体が糖分処理をする能力はもともと発達しておらず、

私たちの身体は大量の糖分を処理しきれないのです。

 

当然、対応できないことで、いろいろな問題が起こります。

血管の劣化による高血圧、脳卒中、心臓疾患など多くの疾患の原因でもあります。

また肌の弾力を失わせ老化を速め、アルツハイマーの原因との指摘もあります。

多くの健康疾患、老化の原因となっていたのです。

 

 

最近は「糖質ゼロ」や「糖分控えめ」の表示が増えてきました。

砂糖が含まれていないから安心?

パッケージの成分表をよく見ると

「アスパルテーム」「スクラロース」「サッカリン」などの

人工甘味料の表示をよく見るようになりましたね。

これらは発がん性を指摘されていますし、何より私たちの代謝系を乱します。

砂糖よりも糖尿病になりやすいという報告もあるそうです。

 

また「果糖ぶどう糖液」の表示も多くありますね。

これほとんどトウモロコシが原材料。

それもほとんどがGMO、そう、遺伝子組み換えのトウモロコシです。

これは原材料での使用ですから表示義務がありません。

遺伝子組み換え食品が隠れて身近な製品に含まれています。

 

果糖も中性脂肪として体内にためやすく、太りやすいのです。

また尿酸や糖化物質(AGEs)を生成して、

肥満、高血圧の原因となり、

酵素を阻害して活性酸素を作り、

がんや老化の原因になると言われています。

 

このように甘い誘惑には注意が必要です。

しかし、私たちの脳は甘い誘惑に弱く、甘いものを欲しがります。

かつて十分なカロリーを得るのに苦労したご先祖様の時代、

甘いものに脳は快感というご褒美を与えたのです。

 

ご褒美を与えたい時は、果物やお芋など、

できるだけ自然なものから摂りましょう。

 

自然な食品には繊維質や食物酵素、ファイトケミカルという

有用な成分も多く含まれています。

 

私たちは、いつも砂糖や、甘味料がたくさん入った食品にならされています。

甘味に鈍感になっています。

徐々に減らして甘味に敏感になりましょう。

きっと今の食品は甘すぎて食べられなくなりますよ。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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