自分で自分を痛めつける。
お酒を飲みたくないのに飲んだり、
煙草を吸いたくないのに吸ったり、
お腹いっぱいなのにもっと食べようとする。
こういった無意識の行動はどこから
来ているのかと、ずっと考えて
いました。
今日、ちょうどワークをしているときに
答えに思い当たったのです。
小さい頃、
親の感情に敏感だった私は、
親のわずかな表情の変化から、
「気に入られるもの」
「気にいられないもの」を
読み取っていました。
当時の私の判断基準は、
「認めてもらえるかどうか」。
親や家族に認めてもらいたい一心で、
たとえ自分の意志に反していても、
「気に入られるもの」を選択し、
それを選ぶ自分になろうと
努力してきました。
学校の勉強では、
たとえ疑問があっても
正解を書かないと点数がもらえません。
たとえ先生が気に入らなくても、
逆らえば授業態度で評価されず
通知表の評価は不利になります。
いい学校に進学するため。
良い点数を取って認められるため。
当然、疑問はたくさんありましたが、
自分の考えを押し殺し、
正解を丸暗記しました。
そういうものなんだ、と
自分自身を無理やり納得
させていました。
やがて、本心とは裏腹に
誰かの価値観で生きることが
当たり前になってしまったのです。
でもその相反する二つの価値観が
自分の中で葛藤し
やがて心身の不調を引き起こします。
今日ワークをやっているときに
「ずっとやりたくないことをやってきた」
そういう苦しい思いに
気づきました。
いつしか当たり前になっていた行動が
ずっと自分を苦しめていたのです。
素直な気持ちに気づいてあげること。
こうやって押し殺している想いは
数えきれないほどあります。
あなたの中に溜まった感情を、
解放してあげてください。
もう忘れていたと思っていた
小さい頃の感情が、
自分自身をいまだに苦しめている
かもしれません。
気づいてあげるだけで、
楽になるのです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました＾＾
